バナナの歴史と時代背景

出来事

ドールのバナナ史

バナナ史

食品業界

1950年

昭和25年

  • 朝鮮戦争始まる

台湾バナナ時代

 
 
  • 民間貿易によるバナナの輸入再開
    (希望業者の抽選による外貨割当制)

1951年

昭和26年

  • 民間放送開始
   
  • みかん冷凍化

1952年

昭和27年

   
  • 台湾バナナ輸入協会、
    台湾青果物輸入協会設立
 

1953年

昭和28年

   
  • バナナを籠に入れて集荷場へ
  • リンク制外貨割当、特別外貨割当
  • スーパーの出現
  • スーパーマーケット出現
    (東京青山・紀ノ国屋)

1955年

昭和30年

  • 三種の神器時代
    (洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビ)
     

1956年

昭和31年

  • 水俣病の発生
     

1957年

昭和32年

  • この頃のサラリーマンの平均月給1万~1万5千円
 
  • この頃、バナナ5~6本で250円
  • 自動販売機ブーム起こる
  • ダイエー開店

1958年

昭和33年

  • 東京タワー完成
  • 「消費者は王様、消費は美徳」
  • 阿蘇山大爆発
   
  • チキンラーメン登場

1959年

昭和34年

 
  • 日本でドール・パイナップル缶詰の輸入開始
 
  • 種なしブドウ登場

出来事

ドールのバナナ史

バナナ史

食品業界

1960年

昭和35年

   
  • コスタリカ、エクアドル、パナマ、フィリピンなどのバナナの試験輸入始まる
 

1961年

昭和36年

 
  • キャッスル&クック社とハワイアン・パイナップル社が合併
 
  • 自動販売機ジュース時代

1962年

昭和37年

  • 東京都の人口1000万人突破
 
  • 台湾でコレラ発生により台湾バナナの輸入を一時禁止。南米バナナの日本市場進出に大きな契機となる
  • この頃、スーパーマーケット出店ラッシュ(2700店)。大型スーパーの全国展開が進む。

1963年

昭和38年

   
  • バナナ輸入自由化―台湾のみ割当あり(輸入割当:AIQ制)
 

1964年

昭和39年

  • 東京オリンピック開催
  • 東海道新幹線開通
  • Cabana®ロゴ
  • キャッスル&クック社は米国ニューオリンズのスタンダード・フルーツ社の株55%を取得し、バナナ事業に参入
  • 輸入競争激化。日本のバナナ業界は収集のつかない混乱状態に
  • レモン輸入自由化

1965年

昭和40年

 
  • キャッスル&クック イースト アジア リミテッド 日本支社を設立
  • 日本バナナ輸入組合設立
  • コールドチェーン計画進む
  • プラスチック包装導入活発化

1966年

昭和41年

  • 新三種の神器
    (カラーテレビ、クーラー、マイカー)
  • 日本でエクアドル産バナナの輸入・販売を開始
   

出来事

ドールのバナナ史

バナナ史

食品業界

1967年

昭和42年

 
  • 日本向けにバナナを輸出するため、スタンフィルコ社をフィリピン・ミンダナオ島に設立
  • 出荷前のバナナ
  • 伊藤忠青果協議会設立
   

1968年

昭和43年

 
  • 荷積みされる様子
  • 日本向けにフィリピンから定期的にバナナの輸入開始
  • キャッスル&クック社はバナナの生産・輸入の大手であるスタンダード・フルーツ社を100%傘下におさめる
  • 台湾バナナの人気急落。台湾に季節外れの突風が発生し、バナナ産地に多大な影響を与える
  • フィリピンバナナ試験輸入開始
 

出来事

ドールのバナナ史

バナナ史

食品業界

1969年

昭和44年

 
  • Cabana®ロゴ
  • バナナの輸入額が年間1億円超える国民経済物資に。総輸入量がアメリカに次いで第2位に
  • 自然食ブーム

1970年

昭和45年

  • 大阪万国博覧会

エクアドルバナナ時代

 
 
  • エクアドルバナナの輸入量が台湾バナナを抜き1位になる

1971年

昭和46年

  • ニクソン・ショック
  • ドールラベルが貼られたバナナ
  • 日本への輸入バナナを「ドールブランド」
    に統一
  • 台湾バナナのAIQ制を廃止し、全地域完全自由化へ(自動承認制:AA制)
  • 日本バナナ輸入組合体制の刷新を行う
  • グレープフルーツ輸入自由化
  • ファーストフード日本へ上陸
  • マクドナルド1号店
  • 日本マクドナルド開店
    (東京・銀座)
  • ミスタードーナツ開店
    (大阪・箕面)

1972年

昭和47年

  • 上野動物園でパンダ初公開
  • cabana®からDOLE®へ
  • DOLE®ロゴ
  • スタンダード・フルーツのバナナをCabana®かDOLE®ブランドに変更
   

出来事

ドールのバナナ史

バナナ史

食品業界

1973年

昭和48年

  • オイルショックで買い占める人々
  • 第1次オイルショック

フィリピンバナナ時代

 
  • カートン詰め作業
  • フィリピンのプランテーション
  • フィリピンバナナがエクアドルバナナを抜き1位になる

1974年

昭和49年

  • 「節約は美徳」の時代へ
 
  • フィリピンバナナの輸入業者グループは12社/伊藤忠ドール、富士フルーツ、ユナイテッドフルーツ、住友商事、豊田通商の5社で全体の95.8%を占める (伊藤忠ドールの全体に対する比率:35.9%)
  • セブン-イレブン開店(東京・豊洲)

1975年

昭和50年

  • 戦後最大の不況
    消費節約強まる
     

1976年

昭和51年

   
  • バナナ消費減退が続く
 

1978年

昭和53年

  • 日本が世界一の長寿国に
  • 新東京空港(成田)開港
   
  • レトルト米飯が登場
  • 西友ストアーファミリーマート事業部発足、店舗数4店舖

1979年

昭和54年

  • 第2次オイルショック
  • 日本でのバナナの直接販売方式を導入