ドールバナナの歴史を紐解く

バナナは青い未成熟なうちに収穫され、輸入される。この状態のバナナを「青バナナ」という。
また、熟成し黄色くなったバナナは「色バナナ」と呼ばれている。

植物自身（バナナも含む）がつくりだす植物ホルモンの一種。植物の成長に重要な役割を果たす。
果物に与えると、成熟を促進する働きがあるため、青いバナナを黄色く熟させるときに使用される。

追熟加工のために室[むろ]に入れた青バナナが、
黄色く色づくまでの色の変化をわかりやすく示した図のこと。（⇒追熟、室）

生鮮食料品を冷凍・冷蔵・低温の状態で、
生産者から消費者まで一貫して流通させるしくみ。低温流通体系。

収穫後、果物の成熟を促して食べ頃の状態にすること。バナナの場合は、
温度・湿度がコントロールされた室[むろ]で、少量のエチレンを与えながら行う。（⇒エチレン、室）

finger＝子房。バナナの部位。いわゆるバナナ1本の部分をさす。