スーパーの青果売り場に、季節問わず必ず並んでいるフルーツといえばバナナ。買って来てすぐに食べたら、期待していた甘さじゃなくてがっかり…という経験はありませんか? そこでバナナの食べ頃を見分けるポイントや、バナナのおいしさをキープする保存のコツなどをご紹介します!
目次
バナナの食べ頃はいつ?
実はバナナの食べ頃はたくさんあるんです! 甘いバナナを食べたい場合は、シュガースポットと呼ばれる茶色い斑点が出たら食べ頃サイン。糖度抑えめでさっぱり食べたい場合は、両端に青みが残る状態がおすすめ。熟度によって魅力や用途が変化するバナナの食べ頃を、一覧表でご紹介します。
バナナの食べ頃一覧表
青バナナ | 全体が緑色のバナナ。生食には向いていませんが、バナナの両端をカットして水にさらし、電子レンジで2~3分加熱するとジャガイモやクリに似た食感に。甘みや風味が強くないので野菜感覚で料理に活用できます。 | |
グリーンチップ バナナ |
両端に緑色が残っている状態のバナナ。低糖度でさっぱりしています。黄色いバナナよりも、食物繊維と同じように腸内環境を整える効果が期待される「レジスタントスターチ」が多く含まれます。 |
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フルイエロー バナナ |
全体が黄色に熟した状態で、甘みと酸味のバランスがよい、バナナらしい味わいです。 | |
スターバナナ | シュガースポットと呼ばれる茶色の斑点が出てきたら甘みが増したサイン。やわらかな食感と豊潤な香りが楽しめます。そのままはもちろん、冷凍してバナナジュースにするのもおすすめ。 | |
ダップルバナナ | スターバナナより熟度が増したバナナは、皮をむいて中身の色が変わっていなければ問題なく食べられます。甘みが強くやわらかいので、ペースト状にしてバナナケーキなどに活用するのがおすすめです。 |
バナナを追熟させるときのポイントは?
買ってきたバナナをもうちょっと追熟させたいな、というときは以下の方法をお試しください。
バナナは熱帯の植物なので寒い場所が苦手です。13.5℃以下で保存すると熟成が抑制されてしまいます。 居間などの人の出入りがある比較的暖かい場所で保存しましょう。 |
食べ頃バナナを長持ちさせる保存方法は?
バナナが食べ頃になったら、その状態をなるべく長くキープしたいですよね。長持ちさせるためのコツをご紹介します。
吊り下げる
バナナは重みがかかると傷みやすいので、バナナスタンドなどで吊り下げて保存すると傷みにくく長持ちします。スタンドがない場合は、S字フックや針金などを活用しても。
冷蔵庫で保存する
冷蔵庫にバナナをそのまま入れると、低温障害で皮が黒くなってしまいます。冷蔵庫に入れる場合は、新聞紙またはビニール袋にくるみ、野菜室に保存しましょう。食べるときは、しばらく常温に置くと甘味が感じられます。
熟度によっていろんな味わいが楽しめるバナナをぜひ楽しんでください。
※記事の情報は2024年7月26日時点のものです。