パイナップルとおすすめの時間帯

パイナップルは
いつ食べるのがよい?

パイナップルで保湿力アップ!

酸味と甘みが絶妙なバランスで、
そのまま食べるのも料理にするにも大活躍のパイナップル。
ここでは、パイナップルに含まれる栄養素を踏まえて、
おすすめの食べる時間帯についてご紹介します。

パイナップルの魅力
~ビタミンB1・銅・マンガン~

パイナップルの魅力

日本人の健康増進のための「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省)では、フルーツを1日に約200g食べることが示されており、果物を食べることでブドウ糖や果糖などの糖質のほか、身体の調子を整えるのに必要な、ビタミン・ミネラル・食物繊維をとることができます。

また、パイナップルには、鉄から赤血球を作るはたらきがある銅や、身体の中で働くさまざまな酵素の主成分になるマンガン、糖質のエネルギー代謝に必要なビタミンB1が多く含まれています。また、抗酸化作用やコラーゲン生成などの皮膚の健康維持、鉄の吸収を促進するビタミンCも豊富です。
さらにDoleスウィーティオパイナップルは、肌の保湿力(バリア機能)を高めるパイナップル由来グルコシルセラミドも含まれ、機能性表示食品として届けだされています。

パイナップル(生)100gあたりの栄養価

エネルギー 54Kcal 水分 85.2g たんぱく質 0.6g
脂質 0.1g 食物繊維 1.2g 水溶性D.F 0.2g
不溶性D.F 1.0g 炭水化物 13.7g ナトリウム Trmg
カリウム 150mg カルシウム 11mg マグネシウム 14mg
リン 9mg 0.2mg 亜鉛 0.1mg
0.11mg マンガン 1.33mg レチノール活性当量 3μg
ビタミンD 0μg α-トコフェロール Trmg ビタミンK 1μg
ビタミンB1 0.09mg ビタミンB2 0.02mg ナイアシン当量 0.3mg
ビタミンB6 0.10mg ビタミンB12 0μg 葉酸 12μg
パントテン酸 0.23mg ビオチン 0.2μg ビタミンC 35mg

※八訂日本食品成分表より

パイナップルを食べると
太りやすい?

そもそも果物が太りやすいといわれるのは、フルーツに含まれる果糖がブドウ糖のように血糖値をあげにくいため、満腹感を得にくく食べ過ぎてしまうことや、摂りすぎた果糖が肝臓に脂肪として蓄積してしまうリスクがあるからです。
参考:果物・フルーツの栄養について~太りやすい?夜食べるのはよくない?

しかし、果物は、主食・主菜・副菜・乳製品がそろったバランスの良い食事に加えて、1日の摂取目安200g程度の摂取であれば、太りすぎることはありません。なぜなら、果物の多くはその80~90%が水分で、血糖値の上昇を抑え、腸内環境を整える食物繊維、身体に必要なビタミン、ミネラルも含まれるからです。

1食あたりのエネルギーグラフ

パイナップルであれば、0.3個分・角切り約5切れで100gになります。不溶性食物繊維が多く含まれるので、よく噛んで食べることで満腹感が得られ、食べ過ぎも防止できます。
また、パイナップル100gのエネルギーは54kcalと、チョコレート1枚(70g)のわずか約1/7です。
たとえ、就寝前に食べたとしても、他の食品に比べてエネルギーが低いということが明らかのため、菓子等をたべるよりもヘルシーだといえるでしょう。

パイナップルを食べるなら、
朝食・食前・食事中がおすすめです


朝食に食べて脳のエネルギーに、
さらにお腹もスッキリ

パイナップルベーグル

パイナップルには、果糖の他に、脳のエネルギーになるブドウ糖も豊富です。朝食に食べることで、睡眠中に脳が消費したブドウ糖をすばやく補うことができ、頭もすっきりとして気持ちよく一日がスタートできます。また、糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1やビタミンC、就寝中に失われた水分、ミネラルも補給できます。さらに、爽やかな酸味を持つ有機酸や、食物繊維が胃腸を刺激して、朝の排便を促す効果もあります。


食前に食べて、食べ過ぎを防止

食物繊維は、現代人に不足しがちな栄養素ですが、特にパイナップルに多いのが、水に溶けにくい性質を持つ「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維を多く含むパイナップルは、食べた時に噛み応えがあるので、食前に食べることで、満腹中枢を刺激します。さらに、お腹の中の水分を吸ってカサが増えるため、満腹感を感じやすく、その後の食事の食べ過ぎを防止できます。


食事と一緒に食べて、消化を助ける

パイナップルと食事

生のパイナップルには、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。肉をパイナップル果汁と一緒に漬け込むと軟らかくなるのは、この酵素の働きによるものです。たんぱく質分解酵素は、胃や腸の消化液と一緒になることでその効果は弱まりますが、肉や魚などをよく噛んで一緒に食べることで、多少なりとも消化を助ける効果はあります。さらに、パイナップルの有機酸による酸味は、脂っぽい料理をさっぱりと食べやすくするうえに、胃液の分泌を促して、消化を助けます。

ギルトフリーな
パイナップルのおすすめレシピ

そのまま食べてもおいしいパインですが、アレンジして楽しむのもおすすめです。
ここでは、Doleのサイトで人気のレシピをご紹介します。

パイナップルシャーベット

ホロッとくずれる仕上がりのシャーベット。甘さは芯まで使って砂糖不使用のすっきり味。

パイナップルシャーベット

材料〈3人分〉
  • パイナップル1/2個(300g)
  • レモン汁大さじ1
作り方
  1. パイナップルは皮を除き、芯は細かく切り、実は一口大に切る。

  2. の芯をフードプロセッサーにかけてさらに細かくし、実とレモン汁を加えて滑らかになるまで撹拌する。容器に移して冷凍庫で冷やし固める。途中、数回取り出して、そのつどザッとかき混ぜる。

  3. 完全にシャーベット状に固まったら、器に盛りつける。

パイナップルアイスティー

味もカラーもトロピカルなインスタ映えする美しさ!
ホットバージョンもお試しを

パイナップルアイスティー

材料〈2人分〉
  • パイナップル1/6個(100g)
  • 水30ml
  • はちみつ大さじ1
  • ハイビスカスティーまたはローズヒップティー300ml
作り方
  1. パイナップルは皮と芯を除いて5mm程度の角切りにする。

  2. 耐熱ボウルに、、水、はちみつを入れ、電子レンジ600Wで2分~3分加熱する。(吹きこぼれや、器が熱くなっているのでやけどに注意する)

  3. を冷やし、お好みの紅茶を入れて冷ましておく。

  4. グラスにを入れて氷を入れ、を静かに注ぎ入れる。好みでミントを飾ってもよい。

木内 苑子

監修:木内 苑子

大妻女子大学管理栄養士専攻を卒業後、管理栄養士免許を取得。
現在は、織田栄養専門学校で講師を務める。
専門分野は、調理学(調理科学)・調理実習・給食実習。

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