ドールバナナのおいしさへのこだわり 独自の技術と
情熱を注ぎ込み、
高品質のバナナを
作り上げています

大地の恵み、太陽の温もり
ドールバナナの多彩な
風味と個性を
心ゆくまで
お楽しみください

大自然の恵みが凝縮されたドールのバナナは、太陽の光と大地の恩恵をたっぷりと受けて育ちます。そのおいしさの秘密は、そんな大自然の恵みに加えて、ドール独自の技術とたくさんのこだわりがあるから。そんなドールのおいしいバナナづくりへの情熱を感じながら、バナナの豊かな味わいをぜひ満喫してみてください。

ドールが考えるバナナの
美味しさに
重要な3つの
こだわり(食味)

ドールでは「熟度」「糖度」「硬度(もっちり感)」の3項目をおいしさ(食味基準)の指標としています。これらのバランスについて徹底的にこだわっておいしいバナナをお届けしています。それぞれの顧客ニーズや嗜好に合わせて最適なバランスのバナナを多数ご用意しています。

バナナの3つの食味

熟度は、バナナの熟し度合いのことで、風味や香りにも関係しています。
未熟なバナナは青みがかった香りがしますが、十分に熟したバナナは甘い香りがします。
糖度は甘味、硬度はもっちり感を示し、品種や栽培園地の標高の違いによって変わります。
また、熟度も糖度、硬度(もっちり感)に相互的に作用し、バナナの美味しさを引き立てます。

調理することで輝く青バナナ

もったいないバナナを、ドールは野菜としても販売開始!追熟加工をしない青バナナ。
ジャガイモや栗のような食感である青バナナで今までにない食感をお楽しみください!

選び抜かれた産地から、高品質のバナナをご提供

よいバナナは、よい畑から。ドールはバナナづくりに適した栽培地を、世界中から探し求めています。
さらに、その土壌と気候に適した品種を選びぬいて、高品質なバナナを育てています。

フィリピン産地の特徴

フィリピン諸島で2番目に大きな島”ミンダナオ島”。日本に輸入されているバナナの8割以上がこの島で作られています。ミンダナオ島は熱帯性気候。年間を通して高温多湿。平均気温は26~27℃。6月を中心に年間2,000~3,000㎜の雨が降ります。この環境がバナナの生産に適しています。また、高地・中高地・低地と使い分けることで、バナナの食味(熟度、糖度、硬度)に変化を付けています。

フィリピン産バナナは、
高地・中高地・低地の3つの標高で栽培されています。

  • 高地の特徴
    高地の特徴

    高地栽培(ハイランド)は、標高500m以上で行われるバナナの栽培方法です。昼夜の寒暖差が大きく、夜の気温が急激に下がるため、温暖な低地と比較してじっくりと成長します。そのため、低地栽培バナナが約10ヵ月で収穫できるのに対し、高地栽培バナナは収穫まで1年以上と長い期間がかかります。時間をかけてきめ細やかなでんぷん質が多く蓄えられるため、もちもちとした食感とコクのある甘味を持つことが特徴です。その糖度は22~25度程度で、中高地栽培や低地栽培と比較して甘味が強いバナナが作られます。
    ※糖度に関しては青果物であるため個体差が生じます

  • 中高地の特徴
    中高地の特徴

    中高地栽培(ミッドランド)は、標高250m〜500m程度で行われるバナナの栽培方法です。栽培期間は12か月程度で、低地栽培に比べると甘味が強く、高地栽培に比べるとさっぱりしたバナナが作られます。

  • 低地の特徴
    低地の特徴

    低地栽培(ローランド)は、標高250m以下で行われるバナナの栽培方法です。夜も暖かく、昼に生成した栄養を夜間も成長のために使用できるため、栽培期間が約10か月間と短いのが特徴です。甘味はさっぱりとしており、糖度は18〜20度程度です。
    ※糖度に関しては青果物であるため個体差が生じます

エクアドル産地の特徴

昔懐かしの味を求める方に。昔は多くのバナナがエクアドルから輸入されておりました。その当時の懐かしい味のバナナが生産されています。南米エクアドル産バナナは赤道直下にありながら、冷たいフンボルト海流の影響をうけた穏やかな気候により育ちます。エクアドルで半世紀以上にわたり、栽培技術の改善を繰り返してきたことで、品質の良い甘さとコクのあるおいしいバナナを栽培できるようになりました。

ベトナム産地の特徴

ベトナムは日本と同様、四季のある国ですが、実は地域によってはバナナの栽培に適した熱帯気候になっています。
ベトナムの暖かい太陽のもと、さわやかな甘味が特徴のバナナが育ちます。

フレッシュな美味しさを
保ちながら
「13.5度輸送」で
徹底した温度管理

鮮度はバナナの命です。ドールは栄養や味をそこなわないよう大切に育てたバナナを、適切な温度を保つ「低温物流システム」を中心に、産地から店頭へ新鮮なまま、おいしいままお届けします。

なぜ「13.5度輸送」?

黄色いバナナの輸入は日本では禁じられているので、原産地で収穫された青バナナは高性能冷蔵船に積まれ、
鮮度保持に最適な温度といわれる13.5℃に保冷されて、日本まで運ばれます。

フィリピンバナナが産地から店頭に運ばれるまでの
すべての輸送過程で13.5度を徹底管理

  • 01 加工場~フィリピン港から
    出港まで

    バナナはパッキングプラント(バナナの検品と梱包を行う加工場)で箱詰めされ、港の専用保冷施設へ運ばれます。運ぶ際のトラックの温度帯、保冷施設の温度帯ともに13.5度に保ち、徹底した温度管理にこだわっています。

    加工場~フィリピン港から出港まで
    13.5
  • 02 フィリピン~日本まで保冷船輸送時

    原産地のフィリピンから高性能冷蔵船によって輸送される バナナは、常に13.5度に保たれた状態で約5日間かけて日本まで輸送されます。

    フィリピン~日本まで保冷船輸送時
    13.5
  • 03 追熟加工
    追熟加工|夏季
    夏は冬と比べて外気温が高いことから、バナナ加工中の積算温度は低くなります。商品や気温を考慮しながら、加工中の温度調整(低く)や加工時間の調整(短く)を行っています。
    追熟加工|冬季
    冬は夏と比べて外気温が低いことから、バナナ加工中の積算温度は高くなります。商品や気温を考慮しながら、加工中の温度調整(高く)や加工時間の調整(長く)を行っています。
    追熟加工なし
    追熟してないバナナはこんな緑色をしています。
  • 04 室(ムロ)から小売店へ

    痛みなどの劣化がないか入念に検査されたバナナは、バナナに適した温度帯(13.5度帯)で徹底的に温度管理された冷蔵トラックで配送され、新鮮で高品質なバナナが店頭に陳列されます。

    室(ムロ)から小売店へ
    13.5

安全・安心のこだわり

ドールがつくるものは、からだに摂り入れるもの。健康に配慮した栽培・生産への取り組みや、その工程の
記録管理など、安全基準を守りながら、安心できるバナナの提供に努めていきます。

  • 健全な苗を厳選して栽培

    健全な苗を厳選して栽培

    バナナは種からではなく健康なバナナの子株を株分けして育てます。
    病気やウィルスに感染していないかどうかを組織培養中から確認し、健全な苗を圃場へ届けています。バナナの苗の段階から安全・安心へのこだわりは始まっています。

  • 農薬を減らす工夫

    農薬を減らす工夫

    農薬に関しては、高品質なバナナの提供、環境配慮の視点から、必要最低限の使用に留めております。日本向けバナナへはポストハーベスト農薬は一切使用していません。

  • トレーサビリティ

    トレーサビリティ

    ドールのバナナは袋と箱に番号を貼付することで、トレーサビリティを確保しています。フィリピン産のバナナはこの番号から畑や袋詰めを行った日を追跡することが可能です。トレーサビリティコードを使用することにより、いつ、どこで、だれがパックしたかなどを判別することができ、何か問題が発生した場合即座に対応することができます。

  • フィリピン港で抜き取り検査

    フィリピン港で抜き取り検査

    丁寧に梱包されたバナナは、フィリピン港を出発する前に植物検疫が実施されます。また、自社の品質を満たしているかどうかも抜き取り検査され、基準を満たしたバナナのみが船へ積み込まれて日本へ輸送されます。

  • 日本到着後の輸入検査と手続き

    日本到着後の輸入検査と手続き

    輸入される食品の安全性を保障するために、海外から到着後、複数の機関による検査が行われます。 日本の港に船やコンテナが到着すると、すぐにバナナがおろされます。そして、農林水産省の植物防疫所と、厚生労働省の検疫所による検査が実施されます。 これらの検査に合格したバナナのみが、国内に流通することを許されています。また、市場に出た後のバナナも抜き取り調査が行われています。

  • 日本についてからも品質検査

    日本についてからも品質検査

    追熟期間中のバナナは、毎日朝夕に色や硬さの変化をチェックし、しっかり追熟しているかチェックします。
    安定して美味しいバナナをお届けできるように、納品前にも食味検査、糖度チェックを行って、ここでもしっかり追熟していることを確認します。

食品輸入の安全性について

  • 01 海外からの食品輸入の
    安全性確保のための検査体制

    輸入される食品の安全性を確保するために、海外から到着後、複数の機関による検査が実施されます。検査は、農林水産省の植物防疫所と厚生労働省の検疫所によって行われます。

    1日本の港に到着
  • 02 植物防疫法に基づく植物検査と
    病害虫の対策

    農林水産省の植物防疫所では、植物防疫法に基づき、輸入される植物に付着している病害虫を検査します。検査の結果、病害虫が見つかった場合は、殺虫などの必要な措置をします。

    2植物防疫所(農林水産省)
  • 03 厚生労働省の検疫所による
    食品安全性確保の検査と監視

    厚生労働省の検疫所では、食品衛生法に基づき輸入される食品の安全性を確認します。検査項目には、残留農薬の基準値超過の有無、添加物の使用基準の適正性、有毒有害物質の含有量、過去に衛生上の問題があった輸入者かどうか、などが含まれます。

    3検疫所(厚生労働省)
  • 04 食品輸入の審査と
    国内自治体による検査体制と措置

    審査や検査の結果、食品に問題がないと判断された場合、「食品等輸入届出済証」が発行され、国内に流通されます。国内では、自治体による検査が行われ、不合格と判断された場合は回収、廃棄、積み戻しなどの措置が取られます。

    4市場や店頭における抜き取り検査

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