おいしいバナナ作りのための、産地のこだわり おいしくて高品質の
バナナを作るために、
約3万人の
ドールの仲間が、
愛情と情熱を
注いでいます

ドールが求めた
バナナの大地

よりおいしいバナナをお届けするために、、、
ドールが選んだ3つの大地にはより高品質のバナナを栽培するための様々な工夫が込められています。
優れたバナナは、優れた畑から生まれます。バナナ栽培に最適な土地を世界中から探し求め、
ミネラルバランスの良い土壌と気候に適した苗を厳選し、高品質なバナナを育てています。
湿潤熱帯気候(平均気温 19℃以上、月間降雨量200mm 以上)がバナナの生育に適した環境です。

  • フィリピン

    フィリピン産
    バナナの特徴

    フィリピン産バナナはこだわりぬいた高品質なバナナです。低地、中高地、高地で栽培を行います。低地栽培バナナは低糖度。さっぱりとした甘味です。高地栽培バナナは、もっちり濃い甘さのバナナです。

  • エクアドル

    エクアドル産
    バナナの特徴

    赤道直下の南米の国で育てたバナナ。南極から流れる寒流が寒暖差を生み出して甘くてもっちりとしたバナナを作ります。昔はバナナの多くがエクアドルからの輸入でした。昔懐かしい味を求める方にもおすすめです。

  • ベトナム

    ベトナム産
    バナナの特徴

    ベトナム産バナナは、ベトナムの太陽のもとで育った、さわやかな甘味が特徴のバナナです。ベトナムは日本と同様、四季のある国です。地域によっては熱帯気候になっております。

こだわりぬいた産地と土壌は
自然と調和した
ドールバナナの美味しさの源

01 おいしいバナナ栽培は、良質な土壌づくりから

商品にならなかった規格外バナナや
ココナッツ繊維などを使って
肥料を作っています

バランスの取れた栄養供給のため、土壌サンプルを採取し、土壌の密度、排水性、地表水などを確認したり、有機物や微量要素などの分析を実施しています。

02 バナナに降り注ぐ、
太陽の恵み

バナナの苗ひとつひとつに適度な
日光が届くよう必要な間隔をあけて
植え付けします

全てのバナナの株に十分な光が当たるように、親株の脇から出てくる次世代候補の株は周りの株の生え方や生育段階に応じて選び抜かれます。この作業は長年の経験を持った選び抜かれたスタッフのみ行うことが可能な繊細な業務となっています。

収穫時の葉っぱの枚数を管理しており、規定枚数に達していない場合には出荷に適さないバナナとして扱われます。

03 バナナ苗の
研究と品種改良

ドールでは常に
消費者ニーズを把握して、
それらを満たす高品質なバナナを
提供できる研究開発に取り組んでいます

消費者がもとめているおいしいバナナを作るために、苗の研究と品種改良を常に行っております。
例えば、フィリピンにある研究機関では100種類以上のバナナを研究し「極撰バナナ」を開発するなど、美味しくて高品質なバナナの開発に日々取り組んでいます。

また、ドールでは病害に抵抗を示す品種の開発にも取り組んでいます。

04 工程においても、たえまない研究開発

最適な栽培や配送方法などを
徹底的に追求

ドールでは育苗から植え付け、収穫、梱包、配送など、様々な工程において、これまで培った経験や知識を活かし、
より良い方法を求めて、たえず研究開発をしています。食卓に安全で美味しいバナナをお届けできるように、日々努力をし続けています。

環境へ配慮した、
バナナの生産体制

SDGsやドールプロミスに沿った生産活動も大事なこだわりポイントです。
フルーツの埋立廃棄量の削減、プラスチック使用量の削減、温室効果ガスの排出削減に配慮した生産活動に取り組んでいます。

生産体制1バナナをお届けして、
人と地球と豊かさに
良い影響を与えたい
  • SDGsに沿った生産活動も大事なこだわりポイントです。
    フルーツの埋立廃棄量の削減、プラスチック使用量の削減、温室効果ガスの排出削減に配慮した生産活動に取り組んでいます。
    ISO 14001 (環境マネジメントシステム) と Global GAP認証取得。ISO 14001 は効果的な環境マネジメントシステムを有することを示しており、Global GAPは持続可能な農業と安全性があることを示しています。

生産体制2バナナの洗浄水や
栽培用資材のリサイクル
  • バナナを洗う時には大量の水を使います。
    不純物や汚れによってリサイクルは困難なことでしたが、様々なリサイクルシステムを試し、最も効果的な2つのシステムを選びました。
    これにより従来の5倍の水のリサイクルを達成しています。

    栽培用資材は同様な目的で利用できる場合は再利用をし、できない他の資材は別のものへリサイクルされています。

生産体制3温室効果ガスの排出削減
  • CO2削減に積極的に取り組み、バナナ輸送用トラックには「バイオエタノール」を混合燃料として採用しています。この植物由来のバイオ燃料は、化石燃料に比べてCO2排出を大幅に削減し、持続可能なエネルギーソリューションです。これにより、バナナ輸送プロセスの環境負荷が低減し、気候変動対策に貢献しています。

    また、共同配船の導入により、効率的な配送ネットワークを確立し、エネルギーコストとCO2排出を同時に削減しています。環境への貢献を重要視し、持続可能なバナナ輸送を実現しています。

生産体制4プラスチック使用量の
削減
  • バナナを包装するプラスチック。ドールでは、バナナの袋を紙製の帯にするなど、プラスチック使用量削減のために様々な方法を検討しています。

生産体制5埋め立て廃棄される
バナナの削減
ドールプロミスと
SDGsを遵守
  • 環境への配慮

    下記のような取り組みを行い、環境保全に努めております。また、私たちの栽培・生産活動が環境に影響をおよぼさないよう慎重に管理し、定期検査も実施しております。
    取り組み例:
    ー栽培・生産・流通における廃棄物の削減
    ー植林活動
    ー周囲の作物や住まいに農薬が飛散することを避けるため、緩衝地帯の設置
    ー環境にやさしい方法で土壌をいたわり、フルーツを保護

  • 太陽光発電や
    再生可能エネルギーの活用で
    温室効果ガス排出量を削減

    ソーラーパネルを設置し、太陽光発電も行っております。
    パイナップルの芯や果皮を利用して、持続可能な再生可能エネルギーと廃棄物管理を提供し、温室効果ガス排出量を削減しています。

  • 地域社会との共存

    ドールの青果物が生まれる場所は、笑顔も生まれる場所でありたい。 バナナの産地フィリピンでは、医療サービスチームの派遣、小学校への教材の贈呈、校舎や図書館の修理などを通じて、地域社会に貢献しています。 すべてのステークホルダーにとっての共有価値 安全、栄養、福利の水準を継続的に高めることで、ドールの農家やコミュニティ、ドールで働く人々全員に 良い影響を与え続けます。 ドールの職場環境への配慮 お客様の品質に対する信頼を確保することを目的として、青果物の生産から加工、流通、販売までに必要な業務事項を系統立ててマニュアルにしました。職場環境の継続的改善はもちろんのこと、社会的貢献も視野に入れて全員参加で取組んでいます。

農薬の使用を
最小限に抑えるこだわり

  • 病害対策の休耕

    病害の多い地域では、農薬や化学肥料の継続的な使用を止め、バナナは収穫できなくなりますが、休耕させることで農薬の使用を減らしています。

  • 天然物由来の防除剤の使用

    天然物由来の防除剤の使用を増やすことで化学合成農薬の使用量を減らしています。誘引テープやトラップを使用することで農薬の使用回数を抑制しています。

  • 抗菌効果・害虫忌避効果のある植物の栽培

    レモングラス(Cymbopogon citratus)やシトロネラ(Cymbopogon nardus)などの抗菌効果・害虫忌避効果のある植物などの栽培を行い、農薬の使用を減らす工夫をしています。

  • ポストハーベスト農薬の不使用

    日本向けに関して、防腐剤・防カビ剤などのポストハーベスト農薬は一切使っておりません。
    日本の厳格な食品基準を満たして、安心して食べて頂けるバナナづくりを徹底しております。

  • 農薬代替資材の探求

    オリエンタル・ハーブ(害虫対策)、有機オイル(害虫や病気対策)、木酢液(雑草防除剤)など農薬の代替品となる資材を常に探求し、地球に優しい生産体制づくりにこだわっています。

  • 病害に抵抗を示す品種の作出
    生物農薬の利用・研究

    そもそもの農薬の使用を減らす工夫として、病害に抵抗を示す品種の作出に取り組んでいます。また微生物等の拮抗菌などの生物農薬も利用、研究されています。

  • 国際的な規制を常にモニタリングし
    環境への負荷を軽減

    病害虫や農薬の使用に関する国際的な規制、抵抗性や有効性、新規情報(FRAC や IRAC の会合や最新情報など)をモニタリングし迅速に法改正等に対応しています。

  • 持続可能な農業と周辺地域への配慮

    新しいプログラムの実施に先立ち、周辺地域のコミュニティリーダーとのミーティングを実施し、周辺地域への配慮をしながら持続可能な農業を行っております。また、政府・非政府組織の講談者の招致なども行いながら、地域一体となった農業を行っております。

認証と評価

2022年までの27年間、ドールは時代に合わせて認証管理、食品安全と環境についてのGRASP認証など5つの認証や評価を取得し、国際認証に適合した管理体制の推進を行い、より高品質なバナナを安定供給するために日々努力してきました。自社管理園地では、ISO 14001 (環境マネジメントシステム) と Global GAP認証を取得。ISO 14001 は効果的な環境マネジメントシステムを有することを示しており、Global GAPは持続可能な農業と安全性があることを示しています。

GLOBALG.A.P.

GGN: 4049929741058
CoC/GLN: 4063651114195

GLOBALG.A.P.
(グローバルギャップ)とは GLOBALG.A.P.

GGN: 4049929741058
CoC/GLN: 4063651114195

食品安全、労働環境、環境保全に
配慮した
「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる
世界共通ブランド
GLOBALG.A.P.

GGN: 4049929741058
CoC/GLN: 4063651114195

GGAPとは、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドであり、取引先の信頼性向上、企業価値向上に貢献します。認証を取得することで、生産物の評価が上昇し、国内・世界で新規顧客、市場、サプライヤー、小売事業者へアクセス可能になり、食品の安全と生産物の安全についての風評被害リスクが減少します。また、農場のプロセスや管理の効率が改善され、GLOBALG.A.P.番号(GGN)が受領でき、B2Bレベルで認識されやすくなり、トレーサビリティが容易になります。GLOBALG.A.P.は、120カ国以上に普及し、多くのグローバル企業がグローバルな調達基準として採用しています。

2022年には、
ドールの自社管理園地が
GRASP認証で満点評価を獲得

また、産地でも国際認証の取得を推進しており、高品質な商品の提供や生産現場のスタッフにとって働きやすい職場環境の提供に努め、地球環境に対する負荷が少ない栽培にも社員一丸となって取り組み、2022年にはドールの自社管理園地がGRASP認証で満点評価を獲得しました。

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